九州や東京の生活を経て、地元福山にUターン、デザインから縫製まで手がける自身のファッションブランドを立ち上げた。一軒家を創作の場、兼、住まいとして2024年春より鞆町に拠点を構える。
この物件は町内にある不動産屋の賃貸情報で見つけました。決して新しい物件ではありませんが、部屋数の多さは、業務用の大きなミシンを置いたり、生地を裁断する十分な広さも確保できたり、素材のストックや、作業場と生活空間を分けることができ、快適な暮らしに満足しています。
[ 鞆居住歴:2024年春に転居/30代/自営業 ]
転居先を選ぶ際の条件はありましたか? | |
洋服を作るのに工業用のミシンを使います。重量があるので搬入が可能な間口があるかどうかや、ミシンの音にも配慮しながら市内で半年ほど探していました。エリアには特に強い希望はなかったですが、創作と生活のオンオフができる広さや環境は考慮していました。仕事の合間に近所のお店で息抜きをしたり、散歩して気分を変えたり、海や山のロケーションを活かして作品の撮影ができるのは、働き方にもあっています。 | |
鞆での暮らしはいかがですか? | |
アトリエでの創作活動と、打ち合わせなどで市内へ出かけることもしばしばあるような暮らしをしています。まちのコミュニティには、まだ引っ越して期間が短いのと、僕の性格上、積極的に行く方でもないので、無理なくご近所付き合いができたらと思っています。町内会には入ったので清掃活動の参加など、出来ることは協力していきたいです。中心部へのほど良い距離感で得られる静かな環境や、まちの方とも良い距離感で暮らしています。 | |
鞆に移住を検討している方へ一言どうぞ | |
鞆町によく遊びにきていたわけでもなかったのですが、暮らしてみて気づいたのは、心地よいまちの環境でした。他のエリアとも違った雰囲気のある町並みからは良いインスピレーションも受けています。シンプルに宮﨑駿監督の作品の舞台になったまちに住んでいることは新鮮だし、作品の中で表現されていた風景がこのまちにはまだあります。鞆に来た際は作品に登場していた風景も感じてみてください。 |